精密根管治療の症例
加部歯科医院の精密根管治療の症例を、写真とともにご紹介します。
根管治療の症例写真を見る際のポイントも説明しますので、参考になさってください。
再根管治療や、歯周病と併発していた例なども紹介いたします。
症例を評価する際のポイント
症例をご紹介する際には、写真をお見せしながら説明することが多くあります。
しかし、「レントゲン写真を見ても、正直どこがどうなっていると良いのかわからない」という患者様が大半です。
詳しくは診察時にご説明しますが、参考までにポイントをご紹介しましょう。
隙間なく充填されている?
精密根管治療を行った後の根管に隙間が残っていると、その隙間から細菌が入り込んで、虫歯が再発しやすくなります。
そのため、隙間を残さないよう先端までしっかりと充填剤で埋めることが必要です。
写真のように根管の先端が枝分かれしていることもありますが、充填剤はレントゲン写真では白っぽく映るので、しっかり隙間なく入っているかどうかを見て確認できます。
根の先の見え方はどうか?
炎症や膿があると、根の先に黒い影や白い「もや」がかかったように見えますが、しっかり治療され完治した後は、鮮明に映るようになります。
こちらは、右下第1小臼歯の精密根管治療を行った患者様の症例です。
治療前は炎症が起きていて、歯茎に黒い影が見られています。
治療後の写真は、約7年後の経過観察時のものです。
黒い影はなくなり、歯根の周りの組織がはっきりしてきました。
これが健康な状態のサインです。
【治療にかかった費用】精密根管治療 小臼歯1本15万4千円
【リスク・副作用】歯根破折、リーマー(器具)の破折が起こる可能性があります。また、一時的にフレアアップと呼ばれる強い痛みを感じる可能性がございますが、ごく稀です。
しかし、治療後の写真は直後のものであることが多く、炎症が完治していない状態であるケースも少なくありません。
炎症の完治には、時間がかかります。
そのため、影・もやが残っていても一概に悪いとは言えませんので、ご注意ください。
当院の精密根管治療の症例写真
奥歯の再根管治療を行った方の症例
治療前の状態
銀歯を被せていた右上の奥歯(右上第1大臼歯)を噛んだ時に痛みを感じ、来院された患者様の症例です。
診察を行ったところ、歯茎の腫れも見られました。
痛み・腫れの原因は、被せ物の間から細菌が入り込んで、虫歯が再発したことです。
治療内容・経過
当院でマイクロスコープを用いた再根管治療を行い、根管の先まで詰め物で封鎖しました。
治療後は痛みを感じなくなり、腫れも治まりました。
【治療にかかった費用】精密根管治療 大臼歯1本18万7千円
【リスク・副作用】歯根破折、リーマー(器具)の破折が起こる可能性があります。また、一時的にフレアアップと呼ばれる強い痛みを感じる可能性がございますが、ごく稀です。
歯茎に「おでき」のような膨らみがあった方の症例
治療前の状態
右下の奥歯(右下第1大臼歯)の歯茎に、痛みを伴う「おでき」のような膨らみがあった患者様の症例です。
根の先には、白い「もや」がかかっているように見えます。
左下の奥歯(左下第1大臼歯)も、根元を押した時に痛みを感じていました。
治療内容・経過
膨らみは瘻孔(ろうこう)と呼ばれるもので、虫歯の進行によって生じた膿の出口です。
根管内をきれいにする感染根管治療を行った結果、「おでき」も痛みもなくなりました。
【治療にかかった費用】精密根管治療 大臼歯1本18万7千円×2本 合計37万4千円
【リスク・副作用】歯根破折、リーマー(器具)の破折が起こる可能性があります。また、一時的にフレアアップと呼ばれる強い痛みを感じる可能性がございますが、ごく稀です。
虫歯と歯周病を併発していた方
治療前の状態
歯茎の腫れや、歯が浮いているような感覚があり、来院された患者様の症例です。
左上の奥歯(左上第1大臼歯)の虫歯と、歯周病が原因でした。
治療内容・経過
まずは精密根管治療で細菌をきれいに取り除き、歯根の先まで密封しました。
その後、歯周病治療に移っていきます。
【治療にかかった費用】精密根管治療 大臼歯1本18万7千円
【リスク・副作用】歯根破折、リーマー(器具)の破折が起こる可能性があります。また、一時的にフレアアップと呼ばれる強い痛みを感じる可能性がございますが、ごく稀です。