レーザーを使った精密根管治療(マイクロエンド)

レーザーを使った精密根管治療(マイクロエンド)

「朝起きた時や食事中など、ズキズキとした痛みが長く続いて辛い」
「重度の虫歯で、歯を抜くように勧められてしまったけれど、できれば抜きたくない」

このようなお悩みを抱えながら、毎日を過ごすのは辛いですよね。
根管治療は、こういった強い痛みを伴う虫歯や抜歯を勧められてしまうような重い虫歯の場合でも、ご自身の歯を残し、楽しく健やかに過ごせる未来を守るための治療です。

歯を残したいあなたのために

根管治療は進行した虫歯の治療方法として一般的なものですが、難易度が非常に高く、成功するかどうかは担当する医師の技術次第です。
また繰り返し行うと成功率が下がるため、最初から熟練の医師による根管治療を選んでいただくことも非常に重要です。

九段下の加部歯科医院では、患者様の「自分の歯を残したい」という思いを大切に考え、お一人おひとりの患者様と時間をかけて向き合い、コミュニケーションを取りながら丁寧に根管治療を進めることを重視しています。
熟練した治療技術を土台に、マイクロスコープやレーザーなど最新の機械・材料を用いることにより、成功率が飛躍的に向上した根管治療をご提供いたします。

根管治療とは

根管治療の「根管」とは、神経が通っている歯の内部組織のことです。
虫歯の原因となる細菌は、歯の表面から奥に向かって徐々に進行していきます。進行の段階は、C1・C2・C3・C4という言葉で表します。

健康な歯
健康な歯
C1(エナメル質の虫歯)
C1
(エナメル質の虫歯)
C2(象牙質の虫歯)
C2
(象牙質の虫歯)
C3(神経に達した虫歯)
C3
(神経に達した虫歯)
C4(歯根に達した虫歯)
C4
(歯根に達した虫歯)

C1・C2の段階でも、冷たいものを飲んだ時にしみたり温かいものを食べた時に痛みを感じたりされる方が多いです。
さらに進行したC3・C4の虫歯は、より強い痛みを伴います。痛みの解消には根管治療が必要です。

C3段階の虫歯に対する根管治療

C3段階の虫歯に対する根管治療

C3は、虫歯の細菌が歯髄(しずい)と呼ばれる神経に達している状態です。歯に穴が空くため、見た目でも虫歯であることがわかります。何もしていなくてもズキズキと痛み、夜は眠れないほどの激痛を感じる方もいらっしゃるようです。
飲み薬などを服用すると一時的に痛みが和らぐことがありますが、根本的な解決にはなりません。

この段階の歯の中では、神経・血管の炎症が起きています。この炎症は歯髄炎(しずいえん)と呼ばれます。
この場合は、細菌感染を起こした歯髄をきれいに取り除く、「抜髄(ばつずい)」と呼ばれる治療が必要です。治療後はきれいになった根管を詰め物・被せ物で密封し、細菌が入らない状態を作ります。

歯根の先に膿がたまっているC4段階の根管治療

歯根の先に膿がたまっているC4段階の根管治療

C3からさらに進行したC4の段階では、歯の大部分が溶けてなくなっています。神経が壊死しているため、一時的に痛みも感じなくなりますが、細菌が歯根の先まで達して膿(うみ)になると、強い痛みが出てきます。触ってわかるような腫れや、食事中などに噛んだ時の違和感・強い痛みが主な症状です。痛みは、膿の袋が大きくなればなるほど強くなります。

この状態は「感染根管」と呼ばれ、まずは壊死した神経(歯髄)を除去してから根管内をきれいにする「感染根管治療」が必要になります。場合によっては、膿の袋を取るための外科的根管治療も行います。その後はC3の段階と同様、無菌状態となった根管を詰め物・被せ物で密封して完了です。

根管の形は人それぞれ

根管の形は人それぞれ

根管は、人それぞれ形が違う複雑な作りをしています。弯曲していたり、根管同士が繋がっていたり、歯の根にあたる側枝と呼ばれる部分がたくさんあったりします。

根管内は直接目で見ることができないため、計測機器と手先の感覚によって治療を行います。
根管の形が複雑であるほど、また感染根管の症状が進行しているほど、手術の難易度が上がります。このため、根管治療を成功させるには、医師の豊富な経験と腕が必要です。

保険診療の根管治療と精密根管治療(マイクロエンド)の違いとは

根管治療は保険診療でも行える治療ですが、治療精度・成功率の高さから、精密根管治療(マイクロエンド)を選ぶ方が増えています。精密根管治療は、最新の設備・材料を用いて行う保険適用外の治療(自費)です。

適切な治療方法をご選択いただくために、それぞれの特徴や違いをご紹介いたします。

保険診療の根管治療 精密根管治療(マイクロエンド)
細菌感染の除去 ・目視で歯の状態を確認
・針のような器具で細菌を取り除く
・細菌除去の精度は低い
・マイクロスコープなどで歯の状態を細かく確認
・レーザーや超音波器具などで丁寧に細菌を取り除き、薬品で洗浄
・精度が高いため、除去率も高い
根管の封鎖
(充填)
・ゴム製の材料で詰める ・必要に応じて、封鎖性の高い充填剤を用いる
支台築造 ・金属のコア(土台)を用いる ・加部歯科医院の場合は、金属アレルギーに配慮したコア(土台)も使用できる
※残っている歯の状態に合わせて選択
被せ物 ・保険適応内の被せ物(銀歯など)を使用 ・天然歯のように隙間のない、外れにくい被せ物を使用できるので、細菌が入りにくく虫歯にもなりにくい
・耐久性に優れ、金属アレルギーにも対応した被せ物を選ぶこともできる(種類はクリニックにより異なる)
※加部歯科医院では、院内技工所で一人ひとりの歯に合わせて作成

一般的な根管治療(保険診療)とは

保険適応内の根管治療の場合、根管内を肉眼で確認しながら、リーマーやファイルと呼ばれる針のような器具を手探りで動かして細菌を取り除きます。感染していない部分を傷つけたり、神経を取り逃したりしてしまう可能性があり、精密根管治療と比べると、治療の精度は低くなります。

感染した根管を取り除けたとしても、治療後に細菌が入り込むと再発します。保険適応内で用いることが多いガッタパーチャと呼ばれるゴムでできた詰め物は、精密根管治療で使用するMTAセメントなどと比べると封鎖性に劣ります。銀歯などの被せ物も、歯に合っていないと取れてしまい、隙間から細菌が入る可能性があります。
再発した後の再根管治療は非常に難しくなり、成功率が低下します。

精密根管治療(マイクロエンド)とは

精密根管治療(マイクロエンド)とは

自費診療で行う根管治療では、細菌除去率を高める精密機器や、治療後の再感染リスクを下げる材料を使用します。

当院では、マイクロスコープ(手術用実体顕微鏡)とCO2レーザーによる精密根管治療を行っています。
歯の神経を取り除き、感染部分の消毒を行う際にマイクロスコープとCO2レーザーを使用します。さらに、成功率をより高めるため、治療後には細菌が侵入しない環境を作る優れた詰め物・被せ物(クラウン)を用います。詰め物・被せ物の作成は、院内の技工所で行います。

医師の経験と治療技術が重要である点に変わりはありませんが、当院では、最新機器・材料の力を借りることにより、さらに精度を高めた根管治療を行っています。

  • 重い虫歯のため歯を抜くよう勧められたが、できれば自分の歯を残したい
  • 再発しない根管治療を受けたい
  • 以前虫歯治療を受けた歯が痛む

とお考えの方に大変お勧めです。

精密根管治療(マイクロエンド)で使用する代表的な器具・材料

器具・材料名 目的 精密根管治療(マイクロエンド)
マイクロスコープ 細菌除去時・充填時の根管内の確認 8~31.25倍の倍率で拡大しながらライトで明るく照らすことで、暗くて細い根管内を丁寧に確認できる
ラバーダム 治療中の歯に細菌が入り込まないよう隔離 唾液の中の細菌まで含めて排除しつつ、他の器具や薬剤から口内を守る
CO2レーザー 感染根管の殺菌 感染した部分をピンポイントで殺菌する
超音波器具 細菌・汚れの除去 超音波振動により、歯を削りすぎずに細菌・汚れを削ぎ落とせる
マイクロエキスカベーター 細菌・汚れの除去 リーマー・ファイルでは対応しきれない複雑な形状の根管でも、細菌・汚れを徹底的に取り除ける(当院では顕微鏡用の小さなエキスカベーターを使用)
MTAセメント 治療後の充填 歯に詰めた後膨張するため、根管を完全に塞ぐことができる

加部歯科医院の根管治療の診療方針

加部歯科医院の根管治療の診療方針

当院は、根管治療は患者様の歯を救うために最も大切な治療であると考えています。一度歯を抜いてしまうと、元の状態に戻すことはできません。患者様に一生ご自分の歯で暮らしていただくために、当院では、より良い根管治療を目指して日々研究を重ねています。

精密根管治療でマイクロスコープやCO2レーザー、超音波器具などを使用するのは、細菌除去の精度を限界まで引き上げ、成功率を高めるためです。
なお、レーザーと聞くと「痛そう」「怖い」と考える方もいらっしゃるようですが、CO2レーザーには痛みはほとんどありません。当院は、患者様への負担が少ない低侵襲治療にこだわり、痛みを我慢する必要のない、安心して通える歯科医院を目指しています。どうぞご安心ください。

また、院内に歯科技工所を併設しておりますのも、より良い根管治療をお届けするためです。どんなに精度の高い根管治療を行っても、治療後の詰め物やクラウン(被せ物)が合わないと、痛み・腫れを伴う再発や噛み合わせの不具合につながります。
根管治療に限った話ではありませんが、今感じているお痛みを解消するだけではなく、未来のお悩みも事前に回避できるような治療を行うことが重要だと考えております。

加部歯科医院では、患者様とのコミュニケーションを何よりも大切に、お一人おひとりに合わせた治療をご提供してまいります。一人で悩まず、お気軽にご相談ください。

再発しない根管治療を選ぶ重要性

再発しない根管治療を選ぶ重要性

「根管治療を受けた後は痛みがなくなったけれど、また痛くなってしまった」
「治療を受ける前より、強い痛みが出るようになった気がする」
「せっかく時間を作って根管治療を受けたのに、あまり良くならなかった」
実は、こういったお悩みをお持ちで当院にご相談にいらっしゃる患者様は少なくありません。

痛みや腫れ、歯を失うかもしれない恐怖から解放されるために根管治療を受けたのに、このような結果になってしまうと非常に残念ですよね。
根管治療は難易度が高いため、正しく行えていないと、痛み・腫れなどの症状が再発します。しかも再発したからと何度も治療を受けると、成功する可能性が下がってしまいます。

当院は、このような辛い思いをされる患者様を一人でも減らしたいと考えています。ぜひ1回目の治療から、再発しない根管治療を選んでくださいね。

痛みが再発する理由

痛みが再発する理由

一度和らいだと思った痛みが再び出てきたり、症状が改善しなかったりする理由としては、下記のようなものがあります。

  • 感染組織の取り残しがある
  • 消毒が不十分で細菌が残っている
  • 被せ物(クラウン)が取れてしまい、細菌が入り込んだ
  • 詰め物(充填剤)が隙間なく詰められていないため、細菌が侵入

詰め物が取れる・剥がれるなどの理由で細菌が入り込むと、80%の高確率で歯根の先まで到達します。膿がたまり、強い痛み・腫れを感じることもあります。

一度根管治療を経験している方の中には、症状が悪化するまで放置してしまう方もいらっしゃいます。「前に根管治療を受けているから大丈夫」と考えたり、痛みを我慢してしまったりする方が多いようです。その結果、再根管治療を決意した頃には、1回目の治療を受ける前よりも悪い状態になってしまうことも珍しくありません。

最終的には外科的根管治療と呼ばれる根の部分を切除する方法で対応しますが、症状によっては抜歯せざるを得なくなるケースも見うけられます。

大切な歯を痛みから開放し、末永く使い続けていただくために、ぜひ1回目の治療から成功率の高い根管治療を選んでいただきたいと考えています。

より難しくなる再根管治療

根管治療を受ける上でぜひ知っていただきたいのは、「根管治療は回数を重ねれば重ねるほど難しくなる」ということです。

根管治療は患部である歯の神経と周辺の歯を削り取る治療法です。そのため、再治療を繰り返すごとに歯は薄くなります。再根管治療の難易度は回数が増えるごとに高くなり、成功率は落ちてしまいます。

この点から考えても、1回目の根管治療で成功することは非常に重要なのです。

悪化してしまった感染根管でも、抜かずに治すことを目指して

悪化してしまった感染根管でも、抜かずに治すことを目指して

しかし実際には、最初の治療では単に痛みを取るだけの簡単な処置しか受けていない場合もあります。
時間が経ってから再び痛みを感じ、さらに治療の難しい症状を伴って、当院の根管治療に訪れる患者様も多いです。

中には、
「もう歯を抜くしかないのだろうか・・・」
と、深く思い悩んでいる患者様もいらっしゃいます。
とても辛いですよね。

当院が、より高度な技術を駆使する精密根管治療をご用意しているのは「再発させない根管治療をご提供したい」という思いからです。
悪化してしまった感染根管においても、抜かずに治すことを第一に考えます。お悩みやご希望を詳しく伺い、しっかりとコミュニケーションを取りながら、お一人おひとりの症状に合わせたベストな治療計画をご提案させていただきます。

加部歯科医院の精密根管治療の特徴

細部まで確認できる歯科用マイクロスコープ

細部まで確認できる歯科用マイクロスコープ

当院の精密根管治療(マイクロエンド)では、肉眼では確認できない複雑な根管の患部を取り除くために、マイクロスコープ(手術用実体顕微鏡)を用います。

マイクロスコープなしで根管治療を行う場合、肉眼やルーペだけで暗くて狭い口腔内を確認することになります。その環境で、人それぞれ形状が異なる根管内の状態を確実に把握するのは、非常に難しいです。

マイクロスコープを用いると、感染した神経の除去・洗浄をより高い精度で行うことができます。また、充填剤を隙間なく詰めていく作業にも、マイクロスコープによる確認は必要不可欠です。

治療中は8~31.25倍の倍率で拡大視しながら使用します。このため通常の歯科治療に比べて時間はかかりますが、ミクロン単位で確実な根管治療を行えます。
使いこなすためには熟練が必要な機械ですが、マイクロスコープを覗くと、完全に消毒したと思われる患部周辺に細菌や汚染物質が残っているなど、肉眼ではまず見つけられない問題まで発見できます。

当院では、最先端機材の中でも特に高品質なカールツァイス社製のマイクロスコープを導入しています。根管治療の精度を引き上げることで、より成功率の高い根管治療を実現するためです。

CO2レーザーを使い患部をピンポイントで治療

CO2レーザーを使い患部をピンポイントで治療

難症例の根管治療を成功させる鍵となるのが、最新式のCO2レーザーです。当院では、先端部分が小さく、ピンポイントで患部に照射できるヨシダ社製の機械を導入しております。
レーザー光で細菌を死滅させ、根の外側から流れ込んでくる血液を止血します。

レーザーというと痛そうなイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、お痛みはほとんどなく、麻酔が必要になるケースはごく稀です。腫れ・出血が起こるリスクもほぼありません。感染部分のみをマイクロスコープで確認しながら殺菌するので、他の部分への影響は最小限に抑えながら、安全に施術をお受けいただけます。

またCO2レーザーは患部の治癒を促進させるため、治療期間は今までより短くなります。

難症例にも対応できるマイクロレーザー歯根端切除術

難症例にも対応できるマイクロレーザー歯根端切除術

症状によっては、根管内からの施術で治癒しない場合もあります。原因は、根管の外側に細菌が浸透し、バリアが作られていることです。こういった難しい状況の場合でも、あきらめる必要はありません。

根管の長さがある程度あれば、健全な根管を残し、根の先端3mmだけマイクロサージェリー(顕微鏡を用いて行う手術)にて除去することで治療できます。
根管外側にしみ込んでしまった細菌は膿の袋をつくりますが、CO2レーザーで殺菌しながら丁寧に摘出することにより、術後の良好な経過が期待できます。

根管や膿の袋を除去すると、あごの骨の中に小さな穴が空いている状態になります。そのままで自然に塞がる事もありますが、当院ではより確実に骨を再生させるために人工骨を入れ、治癒を促進させています。

金属アレルギーにも配慮した「コア(歯の土台)」

金属アレルギーにも配慮した「コア(歯の土台)」

根管治療後は多くの場合、歯にすっぽりと被せるクラウンで修復します。その際、「コア」を歯根に設置して、それを土台としてクラウンを被せます。

当院では、保険診療で用いられる銀色のメタルコアに比べて、耐久性・審美性に優れ、金属アレルギーにも配慮した各種コアをご用意しています。

ゴールドコア(歯の土台)

ゴールドコア(歯の土台)

コアの金属を金にすることにより、金属イオンの流出を最小限に抑えました。

金は特有の性質上、精度が高く、金属アレルギーを起こしにくい、体に優しい金属です。独特の弾性があり、折れたり割れたりしにくく、錆びることもほとんどありません。

特徴

  • 金属の溶け出しによる歯ぐきの変色を防ぐ
  • 金属アレルギーなどが起こる可能性が低い
  • 割れにくく、錆び辛い
  • 適合に優れ、二次的な虫歯になりにくい

グラスファイバーコア(歯の土台)

グラスファイバーコア(歯の土台)

歯に近い弾性を持っているため、歯より硬い金属性のメタルコアに比べて、歯根が折れる・割れるといった破折(はせつ)のリスクは非常に小さくなりました。

根管治療後の歯の寿命を延ばすことができる上に、仕上がりもより自然です。

特徴

  • 金属の溶け出しによる歯ぐきの変色を防ぐ
  • 金属アレルギーなどが起こる可能性が低い
  • 光の透過性が高く、自然で透明感のある歯を再現できる

院内ラボ(歯科技工所)で作成するクラウン

院内ラボ(歯科技工所)で作成するクラウン

当院は歯科技工所を併設しており、根管治療後のコアの上に被せるクラウン(被せ物)も、院内で作成しています。
通常の歯科医院のように別の場所にある歯科技工所に作成を依頼する必要がないため、お一人おひとりに合ったクラウンを素早く装着できます。もちろん、調整にもすぐ対応いたします。

コア(土台)同様、クラウンも金属アレルギーに配慮しています。ハイブリッドセラミック・メタルセラミック・オールセラミックなどの種類をご用意し、ご希望や根管治療を行った歯の場所に合わせて最適なクラウンをご提案いたします。

ハイブリッドセラミッククラウン

レジン(プラスチック)とセラミック(陶器)を混ぜた材料で作るクラウンです。レジンだけで作成したクラウンよりも変色しにくく、自然に仕上がります。

特徴

  • 自然な歯に近い硬度で、周囲の歯や噛み合った歯を傷めにくい
  • 金属アレルギーなどが起こる可能性が低い

メタルセラミッククラウン

非常に丈夫なので、奥歯など強く噛む部分に向いているクラウンです。
中身は金属ですが、外から見える部分にのみセラミックを焼き付けて作ります。内側の金属を金のような溶け出しにくい貴金属とすると、金属アレルギーの可能性を最小限に留めることができます。

特徴

  • 強度が高く、丈夫で割れにくい
  • 変色しにくい

オールセラミッククラウン

全てがセラミックでできたクラウンです。自然な歯と同じような透明感を再現できるので、前歯など目立つ位置にも適しています。
金属を一切使用しないため、金属アレルギーが心配な方でも安心です。

特徴

  • 自然な歯に限りなく近い、透明感のある歯に仕上げることができる
  • 金属アレルギーなどが起こる可能性が低い

加部歯科医院の根管治療の費用

根管治療 保険診療
精密根管治療 ¥100,000~¥150,000
グラスファイバーコアー ¥20,000~¥30,000
ゴールドコアー ¥20,000~¥40,000

※料金は、全て税別価格です。表示価格+8%の費用がかかりますので、あらかじめご了承ください。

精密根管治療の費用例

精密根管治療の3つのケースについて、症例と費用をご紹介します。 根管治療にかかる費用は治療する歯の状態によって異なりますが、実際の費用は検査後にお見積りいたしますのでご安心ください。

Kさん 前歯の抜髄処置の場合

前歯の虫歯の痛みが止まらない。
不安なのでマイクロスコープを使用して治療してもらいたい。

歯髄炎

症例

虫歯が進行し、細菌が歯髄とよばれる神経に達して歯髄炎を起こしていました。一度炎症を起こしてしまった歯髄は元の状態に回復することはなく、放置すれば重症化することから、神経を取り除く(=抜髄する)必要があります。

根管治療の処置内容

マイクロスコープを使用して感染した歯髄を除去し、根管内を清掃して薬品で洗浄・殺菌します。
殺菌後は再感染を防ぐため、隙間ができないようにシーラーとガッタパーチャで充填しました。
根管内の治療が終わったら、修復治療をして終了です。今回はダイレクトポンディングという方法で、レジンと呼ばれる特殊な樹脂による修復を行いました。

精密根管治療 前歯 ¥100,000
ダイレクトポンディング ¥20,000
合計 ¥120,000

Sさん 奥歯の感染根管治療の場合

以前に虫歯治療をした歯が再び痛み出した。
治療後の被せ物は長持ちするものをお願いしたい。

感染根管

症例

過去に虫歯治療を行っていたこともあり、歯髄炎が悪化するまで放置してしまっていました。
歯髄が腐敗して「感染根管」になると、神経が死ぬことで一時的に痛みは無くなりますが、骨の中に膿が溜まり感染は広がり続けます。

根管治療の処置内容

壊死して感染してしまった歯髄を除去し、根管内を丁寧に清掃して薬品で洗浄・殺菌します。
マイクロスコープで綺麗になったことを確認して、隙間ができないように根管の先まで充填剤を詰めていきます。
その後、奥歯に適したメタルセラミッククラウンを被せて根管治療は完了です。

精密根管治療 大臼歯 ¥150,000
メタルセラミッククラウン ¥150,000
合計 ¥300,000

Mさん 奥歯の再根管治療の場合

何度か根管治療を行った歯がまた痛む。抜歯はしたくない。
二度と再発しないよう最善を尽くしたい。

再度細菌に感染

症例

根管内に以前の治療で使用された、破折したリーマーが残っていました。不十分な治療で根管内に隙間が生じていると、充填剤のまわりにバイオフィルムがつくられて汚れが溜まり、再度細菌に感染してしまいます。
再根管治療では汚染した充填剤を取り除く必要があります。抜髄よりも成功率が低いため、マイクロスコープによる精密根管治療が望ましいと考えられます。

根管治療の処置内容

汚染された充填剤と、折れたリーマーを除去しました。マイクロスコープで充填剤の取り残しがないかを確認しながら清掃をします。その後は薬品で根管内を殺菌します。
今回はMTAセメントで充填し、歯の土台としてグラスファイバーコアを設置し、被せ物はオールセラミッククラウンをかぶせました。オールセラミッククラウンは強度が高いうえにプラークの付着が少なく、かつ非金属素材なので、金属アレルギーの心配もありません。

精密根管治療 大臼歯 ¥150,000
リーマー除去 ¥20,000
グラスファイバーコア ¥30,000
オールセラミッククラウン ¥210,000
合計 ¥410,000

根管治療についてよくあるご質問

Q

根管治療は何回くらいで終わりますか?

A

個人差はありますが、1~3回です。
前歯は1~2回程度、大臼歯の場合は2~3回が目安になります。

Q

レーザーを使った根管治療をすると、再発率は低くなりますか?

A

レーザーとマイクロスコープを組み合わせることで、再発率は低くなります。
再発の原因である細菌は、レーザーを照射することで即座に死滅します。ただし、健康な組織にほとんどダメージを与えず、悪い組織と細菌だけ死滅させるためには繊細な技術が必要です。当院ではレーザーだけではなくマイクロスコープを用いることで、再発率の低い根管治療を行っております。

Q

レーザーによる根管治療には副作用やデメリットはありませんか?

A

副作用というわけではないのですが、お痛みが強い場合にはレーザーによる根管治療はお勧めいたしません。
また下歯槽神経(下あご内部から、あご先につながる神経)等の神経は熱に対する影響を受けやすく、知覚神経麻痺のリスクがあります。
患者様の不安が小さく安全性の高い治療といえども、当院では細心の注意のもと施術させていただきます。

Q

レーザーによる根管治療は痛いですか?

A

レーザーによる根管治療は子供、歯科恐怖症の方、ご年配の方に特に適した治療です。
それはお痛みがないということ、傷の治りを早める効果があること、体に優しい治療法だからです。
安心してリラックスして治療をお受けくださいませ。

Q

レーザーによる根管治療は子供でも受けることができますか?

A

もちろんです。体への負担が小さい上に、麻酔をしなくてもほとんどお痛みを感じないため、お子様だけでなく、歯科恐怖症、高齢者の方にも優しい治療となります。

まずお気軽にご相談ください

月・水・金 10:00~18:00
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