部分入れ歯(PD/パーシャルデンチャー)
「食事を楽しみたいのに、うまく噛むことができない」
「話すときに、歯が無いことが気になる」
「隠さずに、自然な笑顔を取り戻したい」
あなたは、このようなお悩みを抱えていませんか?
部分入れ歯を活用すると、しっかりと噛むことができ、食事や会話を快適に楽しむことが可能になります。また、歯のない部分を自然にカバーすることで、見た目の不安も解消し、自信をもって笑顔を取り戻すことができます。
部分入れ歯とは?
部分入れ歯(PD/パーシャルデンチャー)とは、虫歯や歯周病などで一部の歯が失われた人のために行われる治療です。
自分にあった部分入れ歯を製作することで、食べ物をしっかり咀嚼し、飲み込むことができるようになります。
また、抜けてしまった歯のスペースを埋める事で見た目が美しくなります。
部分入れ歯のメリット
他の歯も多く残すことができる
部分入れ歯は、特定の歯に負担が集中しないように設計することで、他の歯の健康も守ることができます。
歯並びを守ることができる
歯を失ってしまうと、その空間を埋めようと、周囲の歯が徐々に傾いたり移動してしまい歯並びが乱れてしまいます。部分入れ歯はこの空間を埋めることができ、残存歯の位置を維持し、歯並びの乱れを防ぎます。
失った歯の本数に柔軟に対応できる
部分入れ歯は、失った歯の本数や配置に関わらず柔軟に対応できます。1本だけ歯を失った場合でも、数本の歯を失った場合でも、その状態に合わせて適切なデザインで製作されます。そのため、患者様の状態に応じた最適な治療が可能です。
手術が不要
部分入れ歯は、手術を必要としないため、手軽に治療を受けられる点が大きなメリットです。そのため、身体への負担が少なく、通院回数も比較的少なくて済みます。
発音機能の回復
歯が抜けた状態では、発音や滑舌が悪くなり、会話が困難になることがあります。部分入れ歯を装着することで、失われた歯が回復し、正確な発音とスムーズな日常会話を取り戻すことができます。
理想的な部分入れ歯を作るためには
理想的な部分入れ歯を作るためには、精密な設計と適切な素材の選定が不可欠です。特に、噛み合わせやフィット感、さらには見た目にもこだわることで、自然な装着感を得ることが出来ます。ここでは、理想的な部分入れ歯の設計と使用における重要なポイントをまとめました。
噛み合わせのバランス
部分入れ歯が他の歯としっかり噛み合うことで、食事が快適になり、歯や顎への負担も軽減されます。
うまく噛み合っていない入れ歯を使うと、お口の中だけでなく、腰痛や肩こり、手足の痺れなど全身的な健康に影響を及ぼすことがあります。
自然なフィット感
部分入れ歯を使用する際、お口の中の動きに対して柔軟に適応し、一切のズレを生じさせないフィット感が重要です。
これが達成されると、他の歯と同じような使用感で快適な日常生活を送ることができます。
審美性を考慮した素材選び
部分入れ歯の素材は、見た目の自然さに関係します。自然な歯の色や質感に近い素材を使用することで、高い審美性を獲得でき、笑顔にも自信が持てるようになります。
調整と修理
部分入れ歯は消耗品です。長期的に使用するためには、適宜調整が必要になります。痛みや違和感が出た場合には、早期に調整を行う必要があるため、放置せずに専門医に相談しましょう。
定期的なメインテナンス
定期的なメインテナンスを行うことで、お口の中の状態を維持し、入れ歯を含む歯や歯茎の健康を保つことができます。3ヶ月から半年に1度のメインテナンスで評価をしていきます。
理想の部分入れ歯を追求する加部歯科医院の取り組み
加部歯科医院では、患者様に理想的な部分入れ歯を提供するため、「ライフケア・パーシャルデンチャー」を行っています。
ライフケア・パーシャルデンチャー
咬み合わせ認定医によるオーダーメイド設計
部分入れ歯の設計では、1本の歯が欠けている場合から、1本しか歯が残っていない場合まで、さまざまな状態を考慮する必要があります。そのパターンはおよそ2億6800万通りに及び、それぞれのケースで残された歯との調和を図ることが求められます。
当院の部分入れ歯は、単に歯を修復するだけの入れ歯ではありません。加部歯科医院では、咬合(かみ合わせ)に関する深い知識と経験を持つ「咬み合わせ認定医」がオーダーメイドで部分入れ歯の設計を行います。
丁寧な事前説明
残された歯の虫歯治療や被せ物の修理など、状態によっては治療計画が複雑になることもあります。当院では、治療開始前に患者様の疑問を徹底的に解消いたします。どの歯をどのように治療するのか、治療のタイミングや費用についても丁寧にご説明し、不安を取り除いた上で治療を行います。安心してお任せください。
担当制が生み出す、きめ細やかなアフターケア
理想的な部分入れ歯は、完成して終わりではありません。
当院は歯科医師と衛生士による完全担当制を採用し、患者様のお口の中の些細な変化にも迅速に対応します。患者様のお口の健康を維持するため、経過観察やアフターケアにも最大限に注力をしております。
その結果、部分入れ歯の寿命を延ばし、理想的な状態を維持いたします。
部分入れ歯の種類
加部歯科医院では部分入れ歯について以下の治療を行っています。
保険適用の部分入れ歯
保険適用の部分入れ歯は、費用を抑えながら基本的な機能を提供します。
金属床(きんぞくしょう)義歯(保険適用外)
金属床義歯は、強度と薄さを兼ね備えており、快適な装着感と高い耐久性が特徴で、より自然なフィット感と快適さを実感いただけます。
部分的に歯を失った方のために作られる入れ歯の一種で、残っている歯の根本部分やインプラントを支台として装着する方法です。さらに、金属床は軽量で、部分的に金属を使用しているため非常に薄く作られ、舌の動きを妨げず、発音もしやすくなります。審美性や耐久性にも優れているため、長期間ご使用いただく場合に特におすすめの選択肢です。
オーバーデンチャー
部分的に歯を失った方のために作られる入れ歯の一種で、残っている歯の根本部分やインプラントを支台として装着する方法です。
入れ歯を安定させるために、歯の根やインプラントを足場に加えた入れ歯です。
強固な足場を介在させることで、よりズレにくく外れにくい入れ歯を作ることが可能です。
費用メニュー
部分入れ歯の費用は、保険適用か自費治療かによって異なります。保険適用の部分入れ歯は比較的安価ですが、審美性や耐久性を求める場合には、金属床義歯などの自費治療を選ぶことも可能です。具体的な費用については、カウンセリング時にご提案させていただきます。
部分入れ歯
部分入れ歯はクラスプという金属のバネを歯に引っ掛けるタイプになります。
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保険・・・
このタイプの部分入れ歯は噛む力も本来の歯の20~30%とそれ程高くありません。
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自由診療・・・
噛む力がより高く、バネを隠せる為審美性にも優れています。
【費用目安】440,000円〜880,000円
【リスク・副作用】自然な歯に比べて噛む力や咀嚼機能が低下することがあります。特に硬い食材の咀嚼に制約が生じることがあります。10年程度で劣化をし噛み合わせの力によっては破折する可能性があります。
よくあるご質問
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Q
治療にかかる期間は?
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A
現在のお口の状況によりますが、通常3ヶ月から半年が目安です。
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Q
途中でインプラントに変更できますか?
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A
可能です。心配な点や変更したいことがあれば、その都度カウンセリングを行いながら治療を進めます。
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Q
かかりつけ医で全ての歯を抜歯して総義歯と言われたが、加部歯科医院でも診断してもらえますか?
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A
可能です。セカンドオピニオンとして、加部歯科医院の見解をお伝えいたします。
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Q
部分入れ歯以外の治療法も提案してくれますか?
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A
患者様のお口の状態に最適な治療計画を提案し、患者様のご要望とすり合わせながら治療計画を立てます。
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Q
治療は痛みがありませんか?
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A
痛みの感じ方には個人差がありますが、着脱時などに多少の痛みを感じることがあります。当院では、できるだけ痛みを感じないよう努めています。
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Q
部分入れ歯はどのくらいの頻度でメインテナンスが必要ですか?
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A
通常、半年から1年ごとに定期的なメインテナンスが必要です。状態によっては、より頻繁に調整が必要になることもあります。
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Q
部分入れ歯の費用はどのくらいですか?
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A
費用は使用する材料や治療の範囲によって異なります。具体的な費用についてはカウンセリング時にご説明いたします。
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Q
部分入れ歯を装着している間、食事や会話に支障はありませんか?
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A
初めは違和感を感じることがありますが、慣れてくるとほとんど支障はありません。特定の食べ物を避ける必要がある場合もありますので、詳細は担当医にご相談ください。
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Q
部分入れ歯の手入れ方法は?
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A
毎日の清掃が重要です。専用のブラシや洗浄剤を使用して、食後に丁寧に洗浄してください。また、定期的に歯科医院でのクリーニングもおすすめします。
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Q
部分入れ歯の寿命はどのくらいですか?
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A
部分入れ歯は通常、数年から10年程度使用できますが、メインテナンスや使用状況により寿命は変わります。必要に応じて調整や修理を行うことで、長く使用することが可能です。